Home > SEED Solutions Platform Robots「自律移動型サイネージロボット」が 神奈川県「令和3年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」に採択【ニュースリリース】

【ニュースリリース】
SEED Solutions Platform Robots「自律移動型サイネージロボット」が
神奈川県「令和3年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」に採択

2021年9月08日(水)

 SEED Solutions Platform Robots「自律移動型サイネージロボット」が、神奈川県が実施する「令和3年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業(以下、本事業)」において、「フロア案内ロボット」のプロジェクトとして採択されました。


SEED Solutions Platform Robots「自律移動型サイネージロボット」

  本事業のプロジェクトテーマの一つ「フロア案内ロボット」として採択されたTHKの「自律移動型サイネージロボット」は、神奈川県が委託した課題解決事業者(エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所)の支援のもと、医療法人沖縄徳洲会 湘南鎌倉総合病院内にて実証が行われ、その後、効果検証を経て、施設での実装・運用を目指します。

 「自律移動型サイネージロボット」は、自律型の走行台車と、情報デバイスとして最近露出が高まっているデジタルサイネージ(電子看板)を組み合わせた自律搬送ロボットです。走行台車は狭所でも全方向移動、360°旋回が可能で、サイネージはマルチメディアコンテンツの視聴や検温モニターなど、多彩な用途に活用できます。また、遠隔オペレータによる双方向コミュニケーションと遠隔操作にも対応しており、病院内での利用用途としては、例えば目的の診療科が分かっていてもそこまでのルートが分からず立ち往生している来院者に対し、遠隔オペレータと自律移動を駆使して目的の場所まで案内することが可能です。サイネージ部分は遠隔オペレータが利用者の背丈に合せて上下に高さ調整ができ、利用者とより対面に近いコミュニケーションを図ることができます。

 THKでは、機械要素部品のトップメーカーとして培ってきた技術と実績をもとに、市場の急速な変化に即してビジネススタイルの変革を図り、今後の成長戦略の一角をなすサービスロボットのコア技術を最大限に活かすことで、人手不足や感染症拡大といった社会的課題の解決支援を行ってまいります。

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令和3年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業

 生活支援ロボットやIoT機器(以下、「ロボット等」)は人との接触を減らすことなどの面で、新型コロナウイルス感染症対策にも有用なため、一層の実用化・普及推進が期待されています。そこで、さがみロボット産業特区で培ってきたノウハウ等を活用し、施設において新型コロナウイルス感染症対策に資するロボット等の実装および実装に向けた実証を強力に推進し、効果検証を踏まえ、ロボット等を実装したモデルケースの創出を目指します。

【神奈川県 新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業】

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/jisso.html

 

【(株)エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所】

https://www.nttdata-strategy.com/kanagawa_robot_pj_2021_2/

 

 

「自律移動型サイネージロボット」の概要

外観寸法(W×D×Hmm) 650×680×1350~1850mm
最高速度 1.8km/h
走行方向 前後/左右/斜め/旋回
誘導方式 自律走行(SLAM)

 

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TEL:03-5730-3845
E-mail:thk-sp@thk.co.jp

 

 

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